2026.4.22(水)IMCCDの活動の現況把握と意思の疎通を図るため、臨時の理事会を開催しました。会の理事長である高山からは、活動の根拠である「定款」から特に、第3条(目的)この法人は、国際的な地雷・不発弾処理に関わる活動並びにカンボジア政府機関のCMAC(カンボジア地雷対策センター)と共同して、住民による地雷処理活動及び、自立可能な地域の復興を支援するとともに、相互の友好交流を促進し、もって平和構築の理念を内外に啓発する。
 という本質的な内容を詳しく説明させていただきました。この目的を関係者全員がしっかり理解していないと、正しい活動はできないと思います。現時点では、カンボジア政府機関のCMACと共同して、住民による地雷処理活動及び自立可能な地域の復興を支援していますが、状況によっては、国際的な地雷・不発弾処理に関わる活動、例えば現在世界では紛争、戦争が行われている国もあります。そこに条件が整えば活動を展開することも視野に入れた目的表現なのです。
 また、第5条(事業) この法人は、第3条の目的を達成するため、次の事業を行う。と明記しています。なので、①~⑩項目の事業は、IMCCDの具体的な任務です。その中の⑤地場産業の発展を支援する事業がありますが、地雷・不発弾を除去しただけでは、自立可能な復興はできません。産業を興して自立した強い経済社会を作らなければなりません。具体的には、安全になった田畑で作物を作り加工産業を興す必要があります。そこでソックミエン氏にクマエ蒸留の会社を作らせ、焼酎などお酒類やドライフルーツ、アロマオイル、お茶類など製造させています。彼の能力がなければIMCCDの活動目的は達成できません。
 「活動の根拠」を関係者皆さんでしっかりと理解した上で、「具体的な活動の成果」を着実に前に進めていくことを理事の皆さんに説明しました。
 次に、理事の皆さんから、本音の意見を聴かせていただき、高山の思っていることとの相違を把握しました。それは、カンボジアのものさしと日本のものさしが異なるので、やむを得ないこともあると思います。文化や歴史、そして能力の違った日本とカンボジアを繋いで活動し、目的を達成しようとしているわけですから、カンボジアに24年現地で活動している高山と日本にいる理事の皆さんとの「理解のズレ」が生じるのは自然な現象だと思います。なので、できるだけ丁寧に時間もかけて、「ズレ」をすり合わせていかなければならない。その責任は、全て高山にあるとつくづく今回の臨時の理事会で理解しました。そして、本音で意見を述べていただいた理事の皆さんに心の底から感謝をし、曇りかけていた私の心も晴れ晴れといたしました。本当に有難うございました。「理解のズレ」に苦しみ、横暴になっていた自分自身を変えることが、一番大切だと気付きました。支えていただいている多くの皆さんに心から感謝を致します。

682536205_26862575626687522_1724428235490713755_n