2022.9.13-9.23タサエン滞在

 

 10日間という短い期間でしたが、多くのことを学ばせていただきました。誠にありがとうございます。高山さんの貴重なお話をお伺いするだけではなく、地雷原への訪問、カンボジアのお盆への参加、カンボジアの皆さんとの生活等、たくさんのことを経験させていただきました。日本に帰国してからはどこか寂しく、タサエンでの日々が非常に充実していたことを改めて実感しております。

 

きちんとした「背骨」を作り、「本質」を見抜けるようになってほしい

 

 この言葉は高山さんが何度も私に伝えてくださった言葉です。様々な経験を通して「背骨」を作り上げることで、物事の「本質」を見極めることができる。「本質」を見抜くことができれば、どんなことにも迷わず正しい判断ができる。これからの人生を歩む上で幹となるお言葉だと感じました。

 

地雷原では、住民の方々が地雷と隣合わせで生活していることを目の当たりにして、とても衝撃的でした。ある男性が鍬で土地を耕していたところ、誤って地雷を鍬で叩いたそうです。幸いなことに地雷は爆発せず、大事には至りませんでした。このエピソードを淡々と話す男性の姿から、地雷がある生活が当たり前なんだと感じました。このような危険な状態で生活をせざる負えない 状況を作り出した武力紛争や兵器が憎く、胸が締め付けられる思いです。安心して暮らせる世界を実現するために何が必要なのか大学院できちんと学びたいと思います。

 

日本語学校の子どもたちと過ごした日々も強く印象に残っています。子どもたちと一緒にかけっこをしたり、歌を歌ったりしました。訪問させていただく前から高山さんのFacebookで子どもたち の合唱を聴いていましたが、生で聴く合唱は格別でした。自分の言語と違う歌を歌うことはとても 困難だと思いますが、楽しそうに、力強く歌う子どもたちの姿は感動と勇気を与えてくれました。この子たちの未来のためにも、これから生まれてくる子どもたちのためにも、平和な世界を残すことが今の私がしたいことなんだと強く思います。

 

タサエンでの10日間の出来事を書き上げると切りがありません。本当に貴重な経験をさせていただきました。地域に根付いた、浸透した「本物の国際協力」を間近で体験させていただくことができて、感謝の気持ちでいっぱいです。これまでたくさん書かせていただきましたが、何よりも本気で取り組んでおられる高山さんの姿が印象に残っております。本気で誰かのために自分の好きなことをすることが、どんなにも大変で楽しいものなのか実感することができました。

 

 益々のご発展とご活躍を心より願っております。ありがとうございました。