2020.2.10-12タサエン滞在
バスを降りた時の感想は「怖い、早く帰りたい」でした。理由はドライバーさんに大きな声で怒っていたことや、「ここは軍隊や」という言葉に圧倒されたからです。
しかしその思いはすぐに消えました。高山さんの笑顔、笑った時の目のしわが入るのを見て、楽しいと思うようになりました。
2日目、私は熱中症になり、ずっと休んでました。しかし、子供たちが来ると、みんなの走り回る姿、笑顔、笑い声が見たくなり、外で見ていました。体調が悪かった自分も少しずつ笑顔になれました。みんなで「翼をください」と「手紙」の錆を子供たちが歌い始めた時は涙が出そうになりました。他の国の子が日本語の歌を歌っている映像は何度かみたことがあります。そのたびに感動しますが、今回の経験は言葉では言いあらわせないような、これに勝るものはないのではないかと思いました。子どもと一緒に遊ぶのも遊んでいる姿を見るのも両方楽しかったし、自分が小学生の時を思い出しました。言葉が通じなくても、両者がよい思い出になれることは、とてもよいことだと思います。
またご飯がとてもおいしかったです。昼と夜はご飯を2,3杯食べました。一番好きなご飯は2日目の昼に出していただいたのりのスープです。初めて食べる味でした。ご飯にかけて食べるととてもおいしく、めんも入れたくなりました。
3日目の朝に、焼肉をした鍋を洗ってくださる姿を見て、「ありがとう」という気持ちになりました。
ご飯の時には量が少なくなると追加をしてくださり、私たちへの気遣いに感謝します。
スマホのない生活は絶対に耐えられないだろうと思いここへ来ましたが、スマホの依存を忘れるほど楽しませてもらいました。
また、外で食事を囲むこと、音楽をかけてみんなで歌い踊ること、ボール、なわとび、シャボン玉などで遊ぶこと、すべてが合宿、修学旅行のような気分でした。
「遊ぶ」だけでなく、日本企業の中で見学させていただいたり、タイへ行かせて頂いたり、地雷処理と近くで見させて頂いたりと、学ぶことも多かったです。そして、高山さん自身の言葉から学ぶことも多かったです。そして、高山さん自身の言葉から学ぶことも多くありました。私も友達が留学へ行く時に「頑張れ」ではなく、「楽しんできてね」と言いました。ついつい頑張ってと言ってしまいがちですが、それよりも楽しむことの大切さを改めて学べました。
私自身、言語の違う子と遊ぶのを頑張ったわけではありません。純粋に楽しみました。だからこそ、より思い出に、いい経験になったのではないかと思いました。3日間ありがとうございました。
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