2020.2.20-22タサエン滞在


まず、1年ぶりに「本当の幸せ」を感じることができました。

私は最初タサエン村を訪れたのは1年前で、そこで私の価値観はがらりと変わりました。「本当の幸せとは、他人の喜びを自分の喜びとしたときに幸せを感じる」これはタサエンに来なければ知らずにいたかもしれません。そこから、1年間看護実習を通して患者さんが喜んでいることに私は幸せを感じて、より親密に患者さんと関わることができました。

しかし、私の中で本当に看護師になっていいのか、看護師になりたいのかと自分の中で国家試験前の4,5か月前まで葛藤し、ヒントすらみつからなかったので東京まで高山先生に会いに行きました。そこでかけてもらった言葉で、「誰もやったことのない道だからといってやらない選択肢はない」この言葉はずしっと重みがあって、ここで生涯絶対国際的に活動できる看護師になってやる。と思いました。日本にいると周りの影響を受けやすく。視野が狭く、指導的で国際的なことに否定的な意見を持っている人が多かったので、東京まで高山先生に会いにいて本当に良かったと思います。

看護師国家試験も終わり、今のところ合格ラインにははいっていたので安心して今回タサエン村に来ることができました。

 

1年ぶりにタサエン村に来て、やっぱりタサエンの人は知らない日本人でも笑顔でアイコンタクトをとってくれたり「これ食べる?」とお誘いを必ずしてくれて、とてもとても温かい村です。しかし、その背景にはゴミが道にたくさん散らかっていることが当たり前で、それは日本人が知らないところ。でもこれをどうにかしたい、というよりもカンボジアという国はこれが当たり前であることを日本人が受け入れ知っておくべきことだと思いました。

日本人はよくあるカルチャーショックを受けて気持ちが不安定になりがちで、これからの課題として様々な国の文化・習慣を知って、少しでも理解することがもっとも大切なのかなと思いました。

今回は短い期間でしたが、自由に規制をかけずにのびのびと生きること、私にはふつうという言葉は通じないし。これが私の普通であってとても幸せでした。

大学ではプレゼンテーションやパンフレットでカンボジアのことについてみんなに知る機会をつくることができましたが、これからもSNSなど私の周りにいる人、人脈でどんどん広げていきたいと思います。

高山先生、いつもありがとうございます。これからも何年、何十年、よろしくお願いします。