【カンボジア高山良二さん宅 滞在記】

201977日〜12日まで高山さん宅でお世話になりました。

  愛媛県から永田さん親子も合流して、高山さんをサポートしているのり子先生、いつもメチャクチャ美味しい食事を作ってくれる現地のマウちゃん、芋焼酎担当の優秀なソクウェンさん、そして犬3匹、猫3匹とで毎日、楽しい日々を送りました。


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日の流れは6時に朝食、640分地雷処理班の朝礼、7時に芋焼酎作業班の朝礼、その後は外回り、昼食はマウちゃんの料理か弁当、その後は外回り、そして午後530分〜630分まで高山さん運営の日本語教室に日本語を学びに来る現地の生徒50人位にラジオ体操や日本の文化などを教えます。
  カンボジアの生徒は笑顔が良く、日本の生徒より反応が良いのでめちゃくちゃ楽しい時間を過ごせます。そして、730分から夕食、雑談で1日が終わります。

 印象深いのは高山さんが現地のほとんどの人からター(おじいちゃん)ターと呼ばれ大変、慕われていた事。
 ほとんど行動を共にしましたが一度、高山さんの運転で300km走った事もありましたので、運転手を雇う事を提案しましたが、高山さん曰く、支援して頂いたお金は無駄に使いたくないとの事です。体力、精神力は年齢より10歳はお若いとつくづく感じます。

   
 ある時は建設中の14校目の立派な学校の視察、なおかつ地域の一番偉い人と共に別の学校の視察、そして15校目建設の打ち合わせ。他の学校周りをして校舎にゴミが散らかっていたら、のり子先生と共にゴミを回収して、先生と校長を呼び出して遠慮なく注意、指導いく熱意。現場主義に徹している高山さんならではと思います。

    高山さんのカンボジアでの活動は地雷処理、学校建設前の井戸掘り、カンボジア人留学生の支援、地域の雇用を産む日本企業の誘致(4)、独学で芋焼酎の製造、虫除けスプレーの製造など他色々な事に取り組んでいます。

     私はカンボジアの6度目の訪問で初めてバッタンバン州を訪れました。最近、整備された広い道路、車も人も少なく自然が残っているタサエン村、地域の屈託ない笑顔の人々に魅力を感じました。
 そして、のり子先生、マウちゃん、ソクウェンさん、来年76歳でキリマンジャロに挑戦する永田さん親子に元気と勇気とやる気をもらいました。 
                               I will return again.      
    近藤 智弘