8/23(火)現地報告

 

 

1 全般

日本も厳しい暑さだろうと思います。現地タサエンでも雨季とはいえかなりの暑さでした。

今日はIMCCD(NPO法人国際地雷処理・地域復興支援の会)の大きな活動のひとつの対戦車地雷処理チーム(CMCチーム)が村で活動する初日です。

まだまだ体制は十分に整ったとはいえませんが、皆様のご支援、ご指導でここまで来れたことを改めて感謝申し上げます。

 

 

2 地雷処理活動

(1) 5名を掌握し、これからの活動について話しました。今はまだまだ小さなチームですが、このチームの活動の重要性と目的をしっかりとみんなで認識し、安全第一で活動することを誓いました。

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(2) 機材の点検をしましたが、まだまだ機材が不足しているため、地雷原には入らないで村の皆さんからの情報収集を暫くは行うことにしました。

現在、プノンペンのCMAC本部と、問題点について調整中です。

 

(3) 今回実施する村は、タラーンコミューンというタサエンコミューンの隣の村です。

3年前にトラクターで対戦車地雷を踏んで、左足を失くした青年の家の裏が最初の現場になりました。

このような現象をみると、どうしても地雷処理を地道にでも行って、被害をなくさなければならないと現場で強く思います。

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(4) 4時過ぎ、宿舎に帰り今度は5時から日本語教室の生徒たちがやってきます。

「これ、ほんの気持ちです」という日本語を使って、リ・スラエンちゃんが、家で取れたなすびを持ってきてくれました。なすびも嬉しいですが、「これ、ほんの気持ちです」という日本語を使えるようになってくれたことが何より嬉しいです。

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3 地域復興支援活動

(1) 井戸の確認は、今日は出来ませんでした。

(2) 松山の企業との調整

(3) 農業分野に関する件について、タサエンコミューンの関係者と意見交換

 

 

4 24日の予定

  CMACとの調整

  地雷処理機材の機能確認 

  隊員の宿舎について調整など